<お役立ちメニュー>新しいダイエット方法が次々と生まれてはブームとなっていますブログ:2021-10-14
ぼくは去年の春、突然うつ病になった。
それまで土日の休みもなく、
連日残業に次ぐ残業の嵐で働きづめだった。
いつも通りの勤務中、症状は突然現れた。
電話が鳴り左耳に当てる…
ところがで、相手の言っていることがさっぱり聞き取れないのだ。
日本語なのにまるで未知の外国語を聞いているように感じられた。
心療内科を受診したところ
「過労によるうつ病、3ヶ月の要休養」と診断された。
何でぼくがうつ病なんかに…と思ったが、
心のどこかで(これで仕事を休める…)と
ホッとしたもの偽りざる心境だった。
家に帰り、家内に事の顛末を話した。
家内はどんな顔をするのか不安だったが、
意外にも
「あら、そう。じゃ、しばらくはゆっくり休めるわね。
あんなに仕事してたら、肉体のどこかにガタがきて当然よ」
と言っただけだった。
拍子抜けしたが、正直家内のこの言葉には救われた。
だが、ここからがぼくのうつ病との戦いの始まりだった。
ぼくは不安ややり場のない怒りを家内にぶつけたりした。
駄々っ子のようなぼくの話を、小学校から高校まで同級生の家内は
いつでも何時間でも聞いてくれ、ぼくを理解しようとしてくれた。
そんな家内に有難味を覚えながらも、
家内に話をした所でうつ病の辛さは所詮他人には分かりっこない。
ぼくは独りぼっちなんだ…という思いを抱き続けていた。
そんなぼくに転機をもたらす日が来た。
ぼくはその日調子が悪く悲観的になっていた。
家内にもう自分は仕事ができないのではないだろうか…と訴えた。
その時家内はこう言った。
「あなたが仕事を辞めることになっても、ぼくが働きに行くから大丈夫。
2人の娘も責任持って育てるから、
何も心配しないで家族みんなでやっていきましょう」