<お役立ちメニュー>脂肪吸引についてしっかりと調べて納得のいくクリニックを選ぶブログ:2016-09-13
ミーは親が本当に嫌いでした。
小さいころの記憶といえば、
家で日本酒に溺れる父、
そのことで父をなじるお母さん。
そしてその怒りをお姉ちゃんやミーにぶつけ、
お姉ちゃんはその怒りをミーにぶつけていました。
家には居場所がない…
子どもの時のミーは
そう考えるしかありませんでした。
以前、実家に帰った時に
小学生の時に作った壁掛けがあったはずなので、
お母さんに見せてほしいと頼むと、
「捨てた」と言いました。
ミーは当然のように聞きました。
「なんで捨てるねん、小学生のとき作った作品で唯一残ってるやつやん」
お母さんは言いました。
「あの壁掛け吐き気するくらいキライやねん。
灰色とかなんともいわれへん色ばっかりやから」
その通りです。
ミーがみても30秒が限界なのですから…
小学生の持つ明るさなどまったくなく、
絶望という言葉がふさわしいような色だけでした。
そして中学、高校と
表面的には普通の子どもでしたが
内面的にはどんどんゆがんでいきました。
変わることのない父とお母さん、お姉ちゃんとの確執。
その時のミーの望みはただひとつ、
「楽に死にたい」
何度も首をくくる練習もしました。
包丁をお腹にあてたりもしました。
このまま目が覚めなかったらいいのに…と
毎日のように思っていました。
そしてある時、ミーは決めました。
「こいつらは赤の他人や」と。
そしてミーは一度だけ親に言ったことがあります。
「こんなゆがんだ性格にしたのはあんたらのせいや、謝ってほしい」と。
親は頭を下げました。
でも、そんなミーでも
今は少しづつ父もお母さんもお姉ちゃんも
許せていっています。
お姉ちゃんに子どもが産まれ
実家で子どもたちと遊ぶようになった時に、
お姉ちゃんから
「ありがとう」と感謝をされたことで
ミーの中で何かがかわりはじめたんです。